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2011年2月4日金曜日

第71回 東京インターナショナルギフト・ショーご報告

皆さんこんばんわ!

今日は東京ビッグサイトで行われているギフト・ショーへ行って参りました。

ギフト・ショーって何?という方、以下をご覧下さい(笑)
http://www.giftshow.co.jp/tigs/71tigsinvitation/index.htm

その中で同時開催されている「グルメ&ダイニングスタイルショー」。
食卓を切り口に新しいマーケットとライフスタイル・食文化を創造する見本市という事で、様々な食品を販売したい側がブースを連ねていました。
多かったのが農村、漁村の商工会議所。
地元の果物、野菜、魚を使った様々な製品を提案し、クライアントに買っていただこうと試食、サンプルを配っていました。(ギフト・ショーは基本、販売はNG)

さて、私、懲りずにベジフェスで行ったのと同じく。。野菜、果物をベースに使っている食品のブースに行っては、試食をする前に、まず製品の後ろを見て、添加物の確認。。(嫌なやつ。。)そして、添加物が入っていると、「やっぱり酵母エキス使わないとだめですか?」とか。。「なぜph調整剤使うんですかねぇ?」などと質問。。
皆さん「いやぁ〜やっぱり製品にする時は。。」と口を揃えて言っていました。

添加物が入っていない製品だと、「素晴らしい!こちらの製品は添加物や保存料を使っていないんですね!」と持ち上げておきながら、「で、このぶどう。。農薬使ってます?堆肥は?」と突っ込む。。(あ〜〜嫌な客。。)

でも、この会話で見えて来た今の食品市場の現実。。。

私がお話したのは、商工会議所さん、農家さん。。地元の製品を一生懸命売り出そうとしている人達です。その方に農薬や堆肥の話をすると、皆さん一瞬顔を引き締めて、「農薬。。使ってます。」って回答されます。誰1人、堂々と「使ってるよ〜〜!」なんて言う人いません。
やっぱり皆。。使いたくないんだなぁ。。と思いました。

そして、実際に慣行栽培で米を作っているお父さん。。「農薬で自分の体もおかしくなるしね。。でも家は広いから。。無理なんだよ。」って。
柑橘系の果物を作っているお母さん。。「本当はね、農薬なんか使いたくないけど、この辺りの農家はみんな高齢。。実際に手間のかかる自然農法なんてできないのよ。若い子が来てくれたらねぇ。。」って。

「色々な意味で消費者がかわらないと、農業はかわらないね」って。伝えました。

私達が綺麗で安い野菜を求める限り。。私達が口にする野菜、米、果物はもとより、全ての食品が農薬にまみれてしまうかもしれません。

私達が選択を替えて、農薬を使っていない野菜を自発的に購入すれば、農家さんもきっと自然・有機農法へ移行を考える方が多くなると思います。そして、慣行栽培から自然・有機農法へ移行する間、農家をサポートする体制、そして移行あたっての教育を農家さんに提供できれば、きっと私達が安心でき、栄養価も高い野菜、米、果物が多く栽培できるはずです。そして、農家もビジネスとして魅力があれば若い子もどんどん農業を自分のキャリアとして選択するかもしれません。

さて、「家は減農薬です!」と張り切って言ってきた方には、「やっぱりネオニコチノイドですか?」って聞くと、ほとんどが「そうです」と。。。辛い。。EUは既に使用禁止となっているニコチン様物質。日本とアメリカはまだ使い続けています。

ネオニコチノイドとは? http://ja.wikipedia.org/wiki/ネオニコチノイド

現実を知れば知る程、私達の消費者の意識改革が必要であると思いました。

そして、少しでも。。この意識改革にローフードから楽しく貢献できればと思います!

今日色々お話してくださった皆様、ありがとうございました。

添加物を使わずに製品を作ってくださった皆さん、ありがとう!

今日の私の大ヒット商品は山形(有)すずき味噌店「ドレみそごんぼ」。
ごぼう、味噌、甘酒、大葉、生姜、南蛮、ごま油、みりんだけを使った甘酒南蛮味噌。
リビングフードです♡
鈴木さんもとっても消費者の事を考えてて、体に悪いものは入れたくないとおっしゃっていました。使っている野菜には農薬を使っているものもあるが、やはり高齢者の方が多く全てを今替えるのは無理と。。でもこのようなマインドを持った方に今後もご活躍いただきたいのでした。

これ、まだ試作品だそうですが、ぜひ頼みたいと思います。

Love, Mimi

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